ルーデン・ホールディングス(HD)は、部屋のコーティング会社です。 マンションの室内の壁・天井・床などに薬剤を塗布するサービスを提供しています。 カビなどが発生しやすい浴室や台所に、防カビ・抗菌の効果がコーティングを施します。
このほか、ビルの管理・清掃事業も行っています。 さらに、暗号資産やVR(仮想現実)関連のビジネスにも進出しています。

ルーデン・ホールディングス

■ 設立から5年で上場

2000年6月に設立した。旧社名は、アライヴコミュニティ。設立からわずか5年後の2005年4月に大証ヘラクレス(現ジャスダック)に上場しました。

■ 株価は、上場初期に比べて暴落

ルーデンの株価は、上場後の数か月間に比べると、長期的な低迷が続いています。
<↓ルーデンの上場来の株価チャート↓>
https://www.google.com/finance/quote/1400:TYO?sa=&window=MAX


■ スナップアップ投資顧問が推奨(2021年2月)

スナップアップ投資顧問は2021年2月17日、ルーデン・ホールディングスを推奨銘柄(短期急騰期待株)として指定しました。その3営業日後び2月22日、株価は一時、約20%まで上昇しました。

スナップアップの推奨結果

銘柄 ルーデン・ホールディングス
業種 部屋のコーティング
推奨時点の株価
(推奨日の始値)
354円
(2021年2月17日)
推奨後の高値 429円
(2021年2月22日)
上昇倍率 1.2倍
現在の株価 こちら→
市場 ジャスダック
(2005年4月、大阪証券取引所ヘラクレス上場)
証券コード 1400
ロゴ ルーデン・ホールディングス

ルーデンのグループ会社一覧

ルーデン・ホールディングスは持ち株会社です。 創業以来の主力ビジネスである室内コーティングの事業会社「ルーデン・ライフサービス」が稼ぎ頭になっています。 このほか、ビル管理会社と、買収で取得したビル清掃会社を抱えています。 さらに、暗号資産による投資も手掛ける不動産会社「R・T・Sリンケージ」と、VR(仮想現実)技術の会社「P2P BANK」も子会社になっています。

会社名 業務内容
ルーデン・ライフサービス 壁や天井のコーティング
ルーデン・ビルマネジメント ビルの管理
ツーエム ビルの掃除
R・T・Sリンケージ 不動産会社。暗号資産(仮想通貨)を使った不動産投資、p
P2P BANK 3D映像、4K映像、VR(仮想現実)技術に優れた企業。映像関係で独自の特許技術を持つ。3D技術による脳トレーニングサービスは認知症予防に有効として注目を集める。
足元では経済産業省の「医療技術・サービス拠点化促進事業」を受託した。ニチイ学館と認知症予防改善プロジェクトを手掛けた。医療・介護分野での活躍が期待視される。

ルーデンの歴史

創業者:福岡浩二

創業者の福岡浩二(ふくおか・こうじ)氏は大学時代、住宅関連製品の販売会社でアルバイトしていた。そのとき、先輩にこう言われたという。
「普通の営業マンは1日3人しかお客さんに会わない。トップを目指すなら、1日10人、年に3000人と会え」。
先輩のこの言葉を実践し、飛び込み営業で抜群の成績を上げた。
卒業後、仲間10人と同業種の会社を設立した。ある日、新築マンションに空気清浄器を売りに行くと、住人がフローリングの床にワックスをかけていた。「どうしてもむらができてしまう」と相談され、コーティングの手法を紹介した。
そのときお客さんから言われた「ありがとう」のひと言に感動した。それをきっかけに、新しい会社を設立した。2000年6月だった。それが、今日のルーデン・ホールディングスの始まりである。
当初、会社名はアライヴコミュニティと名付けた。所在地は、東京都小平市だった。

床のコーティング

新築マンションの部屋の美しさを保つ

2000年の設立後、床(フローリング)のコーティング材の販売から始めた。新築マンションの入居者をターゲットにした。
防カビをはじめ、各種コーティングサービスをパッケージ化して提供した。新築のときの美観と耐久性を持続させることが目的だ。

ニッチ分野

当時、業界では珍しい商法だった。いわばニッチ市場だった。「新築リフォームビジネス」の一種として位置づけられた。
販売にあたっては、マンション・ディベロッパーやマンション管理会社と提携した。
独立系の会社であるため、多数の企業と提携できたという。毎年2倍以上に売り上げを伸ばした。
2003年からは水周り設備の交換も手掛けた。

2005年4月にヘラクレスに上場

2005年4月に大阪証券取引所(大証)の新興市場ヘラクレスに上場した。現在の東証ジャスダックである。

設立からわずか5年

設立からわずか5年での株式上場(IPO)となった。
上場時点では、大京管理(現:大京アステージ)への販売比率が高かった。

従業員は全国179人

当時すでに、北海道から九州まで全国に11カ所の支店があった。上場時点の従業員は179人だった。
当時のコーティング事業の平均単価は12万5000円だった。
上場時点で、創業者の福岡浩二社長は株式の41%を保有していた。上場が決まる前、福岡社長は「10年で東証一部に上場。当時45歳で引退し、夢だった映画監督になりたい」と語っていた。

売上高32億、経常利益1.8億

上場時点の業績予想(2005年3月期見込)は、売上高32億円、経常利益1億8400万円だった。

リフォーム事業

コーティングに次ぐ第2のビジネスとして、リフォーム事業を手掛けていた。マンションデベロッパーと指定工事店の契約を締結。施工は外部業者に委託した。ユニットバスやシステムキッチンなどの交換工事が多かった。リフォーム事業の平均単価は40万円前後だった。

上場時点の売上構成

売り上げ比率(2003年12月期実績)
部門 比率 内容
コーティング 74% 床や壁、水まわりを防汚・防カビ加工する。
リフォーム 24% 小修繕から全面リフォームまでカバーする。「ハウスケア事業」と呼ばれた。
生活関連用品販売 0.9% カーテンや家電製品、家具など生活必要品を提供する。
現在の主な事業(2021年時点)
部門 主な中身
ハウスケア事業 新築分譲マンションを扱うデベロッパーや管理会社向けの内覧会をプロデュースする。マンション入居者向けに部屋の壁や天井、水回りなどに薬剤を塗布するコーディングサービスを提供する。
ビル総合管理事業 事業用ビルやマンションの清掃・設備・保守管理などのビルメンテナンスを手掛ける。首都圏の公共施設の清掃を請負う。総合不動産事業では、関東を中心に一戸建の開発や区分マンション、分譲用地の売買を手掛ける。

上場時点(2005年)の経営状況

上場時点の従業員 179人
上場前資本金 1億
社長 福岡浩二
筆頭株主 福岡浩二(上場前41%)
上場時点の業績予想 2005年3月期見込:売上高32億円、経常利益1億8400万円

歴代の社長

福岡浩二(創業者、初代社長)

東京都出身。
詳しくはこちら(創業時の話)↑

柴田秀(第2代社長)

2007年3月27日、臨時取締役会で社長に就任した。創業者の福岡浩二氏の後任だった。福岡氏は取締役(ひらとり)となった。
専務取締役事業統括本部長からの昇格だった。
このときの社長交代の理由は「コア事業のコーティング事業の業績不振」とされた。
実際、2007年2月期の業績予想が大幅に下方修正された。資本政策の見直しと事業建て直しが急務となった。このため、業績回復に向けた新たな経営体制を構築すべく、代表者を交代することにした。
しかし、わずか2カ月余りで社長を退任した。創業者の福岡氏が社長に復帰した。

■ 柴田秀氏の経歴
年月日出来事
1954年生まれる。
2000年アライヴコミュニティに入社。
2002年専務取締役。
2007年3月27日臨時取締役会で社長に就任。

梅田定男(第3代社長)

梅田定男(うめだ・さだお)氏は、2008年5月13日付で就任した。三菱東京UFJ銀行の出身者である。当時74歳だった。
福岡浩二社長は取締役になった。
交代理由は、業績回復を図るためとされた。

■ 梅田定男氏の経歴
年月日出来事
1952年
(昭和27年)
東海銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行
1993年スクリット取締役
2003年東京マンスリー21社長
2006年菱和エステート社長
2007年アライヴコミュニティ取締役

西岡孝(第4代社長)

西岡孝(にしおか・たかし)氏は、副社長から社長に昇格した。2008年6月3日付の就任だった。当時62歳だった。
梅田定男社長は取締役(ヒラトリ)に就任した。交代理由は「一身上の都合」とされた。
梅田氏の社長就任期間は、わずか20日間だった。
西岡孝社長その後、長期間にわたり経営トップに君臨した。安定した経営指導体制を築いた。

■ 西岡孝氏の経歴
年月日出来事
1970年
(昭和45年)
共信商事入社
1973年学習研究社入社
1976年岡山大東住宅取締役
1980年菱和住宅取締役
1984年菱和地所取締役
2008年アライヴビルマネジメント会長
アライヴクリエイト社長
エルトレード会長
アライヴコミュニティ副社長

年表

年月日 出来事
2000年 東京都小平市で設立。社名はアライヴ コミュニティ。事業は部屋のコーティング。
2001年 セキュリティー事業を開始。
2002年 ハウスケア事業を開始し、全国支店網を整備。
2003年 本社を東京都新宿区に移転。
2003年9月 一級建築士事務所登録。
2005年4月 大証ヘラクレス市場(現:ジャスダック)に上場。
2006年 総合ビルメンテナンス事業へ進出するため、東峰実業(現、ルーデン・ビルマネジメント)の株式取得。
2008年5月28日 創業者・福岡浩二氏による不明朗な出金5億円のうち未回収分2億円の返還を求め、2008年6月18日に福田氏を告訴したと発表。
2008年9月 会社名をルーデンに変更。
2010年1月 持株会社体制に移行。
2012年7月23日 創業者に対する民事訴訟で勝訴判決が確定。
出典:会社の発表文(PDF)→
2017年 暗号資産(仮想通貨)系の不動産会社「R・T・Sリンケージ」設立。